これ、チョットはずれでした。いまいちの感じです。前の中島仁先生に比べて今回のオ・ヘギョン先生のやり方が僕には向いていません。中島先生の文法をネチネチ教えるやり方が好きでした。でもオ先生は文法の説明をあまりしません。彼女はひょっとしたら韓国語の文法を知りません。もしくはそれを日本語で説明できるだけの日本語能力がありません。
韓国人のネイティブが韓国語の文法を知らないということがあるんでしょうか。僕は大いにあることだと思っています。オ先生はそう言う人ではないかもしれませんが、少なくともそれを日本語で説明できるだけの能力がないように思う。彼女は日本人の書いた韓国語の文章を正しい文章に書きなおすことはできる。でもどうしてそれが間違っているのかを文法的に指摘し、日本人学習者が一点の疑義も持ちえないほどネチネチと説明することができないのではないかと、彼女の講義を聞きながらふと思いました。
たぶん彼女は韓国語より日本語の文法の方が詳しいと思う。
いっそのこと全部『韓国語で韓国語』を教えた方がよかったのにと思う。このやり方は日本の韓国語学校や韓国の語学院・語学堂で実績のあるやり方だから、そろそろNHKも導入してもよいと思う。そのときは韓国人の先生でなければ務まらない。できれば講座名も『初級朝鮮語』『中級朝鮮語』『上級朝鮮語』とし上級の先生のみをネイティブにしてダイレクトメソッドで教えるようにしてほしい。ウサン臭い『韓国』などという国名より500年の風雪に耐えた由緒ある『朝鮮』という名前を使ってほしい。別にこれは『北朝鮮』を意味しているわけでもあるまいと思う。
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